行政は「窓口を探す時代」から「相談しやすい時代」へ ¨やさしい草加をつくろう¨②

草加市

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市民相談を受けていると、こんな言葉を耳にすることがあります。

「もっと早く相談すればよかった。」
「どこへ相談したらいいか分からなかった。」
「市役所のどの課に行けばいいのか分からなかった。」

実は、このような悩みは決して珍しいことではありません。

行政には多くの制度がありますが、その制度にたどり着く前に困ってしまう人がいます。

私は、「困ってから相談する行政」ではなく、「困る前に寄り添う行政」へ変えていくことが、やさしい草加につながると考えています。


「どこへ相談すればいいの?」をなくしたい

市役所には多くの部署があり、それぞれ担当する業務が異なります。

しかし、市民の皆さんにとっては、

  • 子育て
  • 介護
  • 福祉
  • 税金
  • ごみ
  • 防犯
  • 道路

など、自分の悩みがどの部署に該当するのか分からないことも少なくありません。

その結果、

「何度も窓口を回ることになった」

「担当課をたらい回しにされたように感じた」

という声を聞くことがあります。

市民が最初から担当部署を知っていることを前提とするのではなく、どこに相談しても適切な窓口につながる仕組みづくりが必要です。


LINEやチャットで気軽に相談できる市役所へ

若い世代を中心に、電話よりもLINEやチャットでやり取りすることが日常になっています。

行政も、時代に合わせて相談方法を充実させる必要があります。

例えば、

  • LINEで相談できる
  • チャットで質問できる
  • 必要な制度を自動で案内してくれる

そんな仕組みがあれば、

「忙しくて電話できない」

「市役所が開いている時間に相談できない」

という方でも、気軽に相談できるようになります。

デジタルを活用することで、相談のハードルを下げることができます。


夜間・休日にも相談できる仕組みを

仕事をしている方の中には、

「平日は市役所へ行けない」

という方がたくさんいます。

特に子育て世代は、仕事と育児の両立で日中に時間を確保することが難しい場合もあります。

そのため、

  • 夜間相談
  • 休日相談
  • オンライン相談

など、生活スタイルに合わせた相談体制の充実も必要だと考えています。

「相談したい」と思ったときに相談できることが、安心につながります。


ワンストップで相談できる市役所へ

市民が抱える悩みは、一つだけとは限りません。

例えば、

  • 子育て
  • 仕事
  • 介護
  • 生活費
  • 健康

これらが複雑に重なっていることもあります。

そんなときに、

「この課が終わったら次はあちらへ」

では、市民の負担は大きくなってしまいます。

必要なのは、一つの窓口で相談を受け、関係部署が連携して対応する「ワンストップ相談」の考え方です。

行政の都合ではなく、市民の立場に立った仕組みづくりが求められています。


草加市でも「おくやみコーナー」が実現しました

「相談しやすい市役所」の実現に向けた取り組みとして、草加市では「おくやみコーナー」が設置されました。

ご家族が亡くなられた際には、

  • 住民票
  • 国民健康保険
  • 介護保険
  • 年金
  • 税金

など、さまざまな手続きが必要になります。

これまでは、それぞれの担当課を回りながら手続きを行う必要があり、ご遺族にとって大きな負担となっていました。

そこで私は一般質問で、

「ご遺族が安心して手続きを進められるよう、一か所で必要な手続きができる『おくやみコーナー』を設置すべきではないか」

と提案しました。

その後、草加市でも「おくやみコーナー」が設置され、ご遺族の負担を軽減する新たな仕組みが実現しました。

私は、このような市民の負担を少しでも減らす取り組みを積み重ねていくことが、「やさしい草加」につながると考えています。


相談しやすいことが、安心につながる

市民相談を受けていると、

「こんなこと相談していいのかな」

と遠慮される方も少なくありません。

しかし、困りごとは早く相談するほど、解決できる可能性も高まります。

だからこそ、

  • 相談しやすい雰囲気
  • 相談しやすい窓口
  • 相談しやすい仕組み

を整えていくことが大切です。

行政は、市民が困ってから動くのではなく、困る前に寄り添う存在であるべきだと私は考えています。


やさしい草加とは

私が目指す「やさしい草加」は、

困っている人が、一人で悩まなくていいまちです。

「どこへ相談すればいいの?」

そんな不安をなくし、

必要なときに、必要な支援へスムーズにつながる。

そのためには、市役所がもっと身近で、もっと相談しやすい存在になることが必要です。


最後に

市民相談は、行政と市民をつなぐ大切な窓口です。

私はこれまで、市民の皆さんからいただいた声をもとに、「おくやみコーナー」の設置など、市民の負担を減らすための提案を行ってきました。

これからも、一人ひとりの声に耳を傾けながら、

  • 「どこへ相談すればいいの?」をなくすこと
  • 必要な支援へスムーズにつながること
  • 市民に寄り添う行政を実現すること

を目指して取り組んでまいります。

皆さんも、

「もっと相談しやすくなるには、こんな仕組みがあったらいい」

と感じることがありましたら、ぜひご意見をお聞かせください。

一緒に、誰もが安心して暮らせる「やさしい草加」をつくっていきましょう。

以上、草加市議会議員 斉藤雄二でした。

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