しんぶん赤旗の配達員が「職員の菓子を盗み食い」が発覚！草加市役所のセキュリティは強化されたか

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草加市役所は2023年５月に新庁舎がオープンしました。
市役所庁舎は言うまでもなく個人情報を数多く扱っています。

日本共産党発行の政党機関紙「しんぶん赤旗」の配達員が盗み食い発覚！
2019年９月にある職員から「職場で購入している茶菓子やジュースなどが無くなることがあり、カメラを設置したところ、しんぶん赤旗を配達している人が飲み食いをしていた」と連絡がありました。

日本共産党埼玉東部南地区委員会の聞き取り調査で事実と判明
当時、私も日本共産党に在籍していたため、連絡を受け、ただちに、日本共産党 埼玉東部南地区委員会を通じて確認したところ、事実と判明しました。

しんぶん赤旗の配達員の名前を聞いても、誰だか分らなかった

日本共産党 埼玉東部南地区委員会から配達員の名前を聞いたが名前を聞いても、どこの誰だかわかりませんでした。私は市委員長も役職として受けていた時期がありましたが、議員としても、市委員長としても、お会いしたことの無い人物でした。

直ちに、草加市長に謝罪、埼玉県委員会に出席要請するも無視

事実関係が明らかになったため、浅井まさし市長（当時）、副市長、総務部長に謝罪をしました。

出席したのは私、斉藤雄二と、佐藤憲和議員、上村 埼玉東部南地区委員会委員長です。

「しんぶん赤旗の配達員が配達中に盗み食いをする」という問題の大きさから、私から直接、柴岡祐真 埼玉県委員会書記局長（現 埼玉県委員長）兼　中央委員会委員に連絡し、出席要請をしました。

しかし、「地区委員長に出席させる」の一点張りで柴岡氏をはじめ、県役員が謝罪に訪れることはありませんでした。

再発防止と改善策を協議

この当時は、新聞配達のため、警備室に記帳すれば市役所内部に入り、職員が日々仕事する事務スペースに入り、購読している職員の机の上に直接、新聞配達をしていました。早朝のため出勤している職員もほぼ皆無。悪意を持った人ならば、置いてある書類やファイルなどを覗き見ることも可能な状況でした。しかも、古い庁舎だったため、防犯カメラなどがなく、紛失が起きても発覚しにくい状況でした。

そのため、再発防止をどのようにしたらいいか、浅井市長と相談しました。

「新庁舎がオープンの際は、セキュリティを強化する」旨が当時の浅井まさし市長（当時）から述べられました。あわせて、新庁舎がオープンまでは「現行の配達方式を継続して良い」と回答いただき協議は終了しました。

2024年７月には完全オープン

現在工事中の西棟は４月末には改修工事が完了し、電話や情報配線等を行った後に、順次各課の移転などの作業を経て、７月頃完全オープンが予定されています。

市役所庁舎は、多くの個人情報が集積、職員のいない時間帯に部外者を入れていいのか

市役所庁舎は住所、氏名、年齢、家族構成をはじめ、資産や介護などの情報など多岐にわたります。情報漏洩はあってはならないものです。

こうした経緯から現市役所庁舎の管理がどうなっているのか、一般質問を行いました