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草加市では毎年、保育園の入所申込みが行われています。
しかしその一方で、
「申し込んだけれど入れなかった」
というご家庭も少なくありません。
今回は、草加市が公表している
「令和8年5月 保留児童数」
の資料をもとに、現在の状況を整理してみたいと思います。
■ 「待機児童」と「保留児童」は違います
まず重要なのが、
「待機児童」と「保留児童」は同じではない
という点です。
待機児童
国の定義に基づく人数
保留児童
申し込みをしたが入所できなかった児童
つまり、
実際には入園できていない子どもがいても、
「待機児童ゼロ」
となるケースがあります。
そのため、現実を把握するには、
👉 保留児童数
を見ることが重要になります。
■ 草加市の保留児童数は?
令和8年5月時点での保留児童数は、
合計365人
となっています。
■ 年齢別の保留児童数
0歳児
59人
1歳児
198人
2歳児
61人
3歳児
33人
4歳児
9人
5歳児
5人
■ 特に多いのは「1歳児」
数字を見ると、
👉 1歳児が198人
と突出して多いことが分かります。
これは全国的にも同じ傾向があります。
理由としては、
- 育休明け
- 職場復帰
- 0歳では預けず1歳から希望
などが重なるためです。
■ 「0歳児より1歳児が厳しい」
保育園問題では、
「1歳児の壁」
という言葉があります。
実際に、
0歳児クラスよりも、
1歳児クラスの方が入りづらい
ケースは非常に多くあります。
これは、
0歳児から在園している子どもが持ち上がるため、
1歳児の新規募集枠が少なくなる
ことが理由の一つです。
■ 保留児童が多いと何が起きるのか
保育園に入れないことは、
単に「不便」
という話ではありません。
例えば、
- 職場復帰できない
- 働き方変更
- 収入減少
- キャリアへの影響
- 精神的負担
など、生活全体に大きな影響があります。
特に共働き世帯では、深刻な問題です。
■ 草加市は保育需要が高い地域
草加市は、
- 子育て世帯が多い
- 東京通勤圏
- マンション開発
- 人口規模が大きい
という特徴があります。
そのため、保育需要が非常に高い地域です。
特に、
- 草加駅周辺
- 獨協大学前駅周辺
- 谷塚駅周辺
などでは、希望が集中しやすい傾向があります。
■ 一方で保育士不足も課題
保育園整備だけでなく、
👉 保育士確保
も大きな課題です。
施設があっても、
- 保育士不足
- 人材確保困難
によって、定員を増やせないケースもあります。
これは全国的な課題でもあります。
■ 「数字の先」にあるもの
保留児童数は、単なる数字ではありません。
その一人ひとりに、
- 家庭の事情
- 仕事
- 子育て
- 将来設計
があります。
だからこそ、
「待機児童ゼロだから大丈夫」
ではなく、
👉 実際に入れなかった家庭がどれだけあるのか
を見ていく必要があります。
■ 今後必要な視点
今後は、
- 保育定員拡大
- 保育士確保
- 地域バランス
- 小規模保育
- 一時保育
- 病児保育
など、多面的な対応が必要になります。
また、
「働きながら子育てできる環境」
をどう整えるかは、地域全体の課題でもあります。
■ 最後に
子育て世帯にとって、
「安心して預けられる環境」
は非常に重要です。
そしてそれは、
- 子どもの成長
- 保護者の生活
- 地域社会
すべてに関わる問題です。
今後も現場の声を聞きながら、保育環境について考えていきたいと思います。

参考URL
草加市 保留児童数(令和8年5月)
草加市公式PDF
