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「保育園に申し込んだのに入れなかった」
この声は、今も草加市で多く聞かれています。
今回は、草加市の最新データをもとに、
保育園の待機(保留)状況の実態を整理します。

■ 草加市の保育園待機状況(最新)
草加市が公表している資料によると、
令和8年時点の保留児童数は以下の通りです。
- 0歳児:59人
- 1歳児:198人
- 2歳児:61人
- 3歳児:33人
- 4歳児:9人
- 5歳児:5人
保留児童総数:365人
この「保留児童」とは、
保育園の申込みをしているにもかかわらず、
入園できていない子どもの数です。
■ なぜ「待機児童ゼロ」でも入れないのか
「待機児童は少ないと聞くのに、なぜ入れないのか」
その理由は、定義の違いにあります。
- 国の「待機児童」:特定条件のみカウント
- 市の「保留児童」:実際に入れていない子ども全体
つまり、
待機児童が少なく見えても、
実際には多くの家庭が入園できていない状況があります。
■ 特に厳しいのは「1歳児」
データを見ると、
1歳児:198人
と突出しています。
この背景には、
- 育休明けの申込みが集中する
- 保護者の多くが同じタイミングで復職する
- 年齢ごとの受入バランスの影響
といった要因があります。
結果として、
1歳児は競争が激しくなりやすい年齢となっています。
■ 待機が生まれる主な理由
① 保育ニーズの増加
共働き世帯の増加により、申込数が増えています。
② 保育士不足
施設があっても、受入人数を増やせないケースがあります。
③ 希望の集中
通勤や立地の関係で、特定の園に希望が集中します。
■ 実際に起きていること
保護者の皆さんからは、
- 希望園では入れない
- 点数で届かない
- 兄弟同時入園が難しい
といった声が多く聞かれます。
これは一部ではなく、
多くの家庭が直面している現実です。
■ 今できる現実的な対策
① 希望園を広げる
通園可能な範囲を広げることで可能性が上がります。
② 0歳児からの入園を検討
申込み時期を前倒しすることで選択肢が広がる場合があります。
③ 小規模保育の活用
0〜2歳の受け皿として有効です。
④ 途中入園を視野に入れる
年度途中で空きが出ることもあります。
■ 市としての課題
365人という数字は、
単なる統計ではありません。
365世帯が、
仕事と子育ての両立に悩んでいる現実です。
私は、
まだ十分とは言えない状況だと考えています。
■ 最後に
保育園は、生活を支える基盤です。
働くこと
子どもを育てること
家庭を守ること
すべてに関わります。
だからこそ、
「入りたい人が入れる環境」を整えていく必要があります。
■ 参考資料(公式)
草加市 保育所等在籍・保留児童数
https://www.city.soka.saitama.jp/cont/s1603/020/010/010/R8.4-horyu.pdf
