初めての選挙、くじ引きで決まった当落

note

※この記事を読むのに必要な時間は約3分10秒です。

結果が出ないまま迎えた朝


前回の記事で書いたとおり、初めての選挙は投開票日には結果が出ませんでした。

最下位同数。

当選でも落選でもない状態のまま、翌日を迎えることになりました。

正直なところ、どんな気持ちで朝を迎えたのか、はっきりとは覚えていません。

ただ、これまで経験したことのない状況であることだけは確かでした。

くじ引きという現実


そして迎えた当日。

最下位同数の場合、最終的な当落は「くじ引き」で決まります。

選挙に出る前は、そんな決まりがあることすら知りませんでした。

自分の人生の大きな分岐点が、くじ引きで決まる。

そう考えると、とても不思議な感覚でした。

7日間、全力で選挙を戦ってきた。
その結果が、最後はくじで決まる。

現実のことなのに、どこか現実味がありませんでした。

神社のおみくじのようなくじ引き


実際のくじ引きは、神社のおみくじのようなものでした。

まず、届出番号順にくじを引き、「くじを引く順番」を決めます。

結果は、

お相手の方が「1」
私が「2」

でした。

そして次に、当落を決めるくじ引きが行われます。

「1」を引けば当選。
「2」を引けば落選。

とても単純です。
だからこそ、なおさら不思議でした。

当落が決まった瞬間


最初に引いたのは、お相手の方でした。

そして、引いたくじは「2」。

つまり、落選です。

その瞬間、私はまだ何も引いていませんでした。

ですが、残っているのは「1」のくじだけです。

つまり、その場で私の当選が決まりました。

自分でくじを引くまでもなく、結果は決まっていました。

あまりにも一瞬の出来事でした。


あまりにもあっさりと

こんなにもあっさりと、当落が決まるのか。

そのとき、率直にそう感じました。

7日間、すべてを出し切った選挙。
朝から夜まで動き続け、限界までやり切った選挙。

その結果が、わずか一瞬で決まる。

もちろん、当選はうれしいことでした。
ですがそれ以上に、どこか不思議な感覚のほうが強く残っていたように思います。

初めての選挙を終えて


こうして、私の初めての選挙は終わりました。

縁もゆかりもない街での挑戦。
知り合いもいない中でのスタート。
何が正解か分からないまま続けた選挙活動。

それでも、最後までやり切りました。

振り返ると、不安ばかりの毎日だったと思います。
それでも一歩を踏み出し、最後まで立ち止まらなかったことは、自分の中で大きな経験になりました。

この経験が教えてくれたこと


この選挙で、多くのことを学びました。

思うようにいかない現実。
人に支えられるありがたさ。
そして、自分の限界。

すべてが初めての経験でした。

そして何より、

一歩踏み出すことで、人生は大きく変わる。

そのことを、身をもって知りました。

おわりに


初めての選挙は、まさかの「くじ引き」という形で決着がつきました。

ですが、この経験がなければ、今の私はありません。

あのとき、一歩踏み出したこと。
それが、すべての始まりだったのだと思います。

草加市議会議員
斉藤雄二

タイトルとURLをコピーしました