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6月定例会の一般質問で、市民温水プールの整備方針と代替策について質問しました。
市民温水プールについては、かつて「令和7年度中の供用開始」を目指して整備が進められていました。
しかし現在、新たな温水プールは建設されておらず、既存の温水プールはすでに取り壊されています。
市民の皆さんからも、
「使えていたプールを壊したのに新しいプールができないのはなぜか」
「約束違反ではないのか」
といった声が寄せられています。
そこで今回、市に対して現状と今後の方針を確認しました。
温水プールはなぜ取り壊されたのか
市の答弁によると、旧市民温水プールは建設から37年が経過し、建物や設備の老朽化が著しく進んでいたため、新たな施設へ建て替えることを前提として解体したとのことでした。
当初はプールだけではなく、
・温浴施設
・スタジオ
・健康づくり機能
などを備えた「熱利用型健康運動施設」として整備する計画でした。
令和5年度に工事へ着手し、令和7年度中の供用開始を目指していました。
事業費は26億円から56億円へ
当初、市が想定していた事業費は約26億7,000万円でした。
しかし実施設計を行った結果、事業費は約56億5,000万円まで膨らんだことが明らかになりました。
わずか数年で事業費が2倍以上となり、市の財政に大きな影響を与える規模になったことになります。
なぜ整備が止まっているのか
市は現在、温水プール事業の執行を一時停止している状況です。
理由として、
・厳しい財政状況
・物価高騰の影響
・柿木青柳地区のまちづくりとの調整
・国や県の動向の見極め
などを挙げています。
現時点では、市民温水プールの具体的な整備時期は決まっておらず、市も「整備の見通しは立っていない」と答弁しました。これは非常に重い答弁だと受け止めています。
今後は公民連携による検討へ
市は今後、柿木青柳エリアで進める「草加グリーンパークタウン構想」と連携しながら、民間事業者のノウハウや資金を活用する公民連携方式を軸に検討を進める考えを示しました。
サウンディング調査などを実施し、施設整備の可能性を探っていくとのことです。
ただし、現時点で具体的な整備スケジュールは示されていません。
市民の健康づくりと水泳機会の確保は
温水プールがない期間について、市は代替策として、
・近隣自治体のプール利用の案内
・スポーツ協会による水泳イベント
・メガロス草加との水泳体験会
・障害者向け水泳体験事業
などを実施していると説明しました。
しかし、これらはあくまでも代替事業であり、市民温水プールそのものの代わりにはなりません。
他市プール利用への補助制度を提案
私は一般質問の中で、新たな温水プールが完成するまでの間、市民が他市のプールを利用する際の利用料補助制度を創設できないか提案しました。
市は、越谷市民プールや吉川市屋内温水プールなどを草加市民も利用できる環境が整っていることから、新たな補助制度の具体的な検討には至っていないと答弁しました。
一方で、今後どのような支援や連携が可能かについては調査研究していく考えを示しました。
市民への説明責任が求められています
私は、市民温水プールの整備が遅れていること以上に、その現状や見通しが十分に伝わっていないことを問題だと考えています。
令和7年度オープンを目指していた施設が、現在は整備時期すら未定となっています。
市には現状を正直に説明し、今後の方向性を丁寧に示していく責任があります。
引き続き状況を注視していきます
市民温水プールは、子どもから高齢者まで多くの市民が利用する重要な施設です。
私は今後も整備計画の進捗状況や代替策の内容を確認しながら、一日も早く市民が安心して利用できる環境が整うよう求めてまいります。
引き続き、市民の皆さんの声を市政に届けてます!

