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9月定例会で、保育について一般質問を行いました。
草加市は、草加市子ども・子育て会議に、「これからの幼児教育・保育の提供体制に関する基本方針(案)」を提出しました。その中には、各公立保育園で行われている育成保育について、集約化を検討していることが明らかになりました。
現在行われている育成保育に問題点があるのか?
現行の育成保育は、4月入園に向けて育成保育審査会が行われるため年度の途中では育成保育の申請はできないこと、支援は必要だが障がいが重く集団保育が難しい児童が育成保育非該当となった場合に児童発達支援施設などの利用が考えられますが、保育の必要があると預かり時間が短くて対応ができないなどの課題がある。
現在の育成保育は、草加市育成保育実施要綱第2条で、育成保育は育成対象児と健常児による総合保育を行うことにより児童相互の成長、発達を促すことを目的とすると明記されている。この部分に変更されることがあるのか?
今後検討を続けていく中で実際に現行の育成保育制度を変えていくことが決定した場合には、要綱全体を見直す必要があると考えている。
公立保育園からは、保育士配置の工夫で各園のフリー保育士を増やすことができれば集団保育が可能で、特別な配慮が必要な児童の対応をするとともに、現在の育成保育制度では、障がいの程度によって集団保育が難しい児童の受け入れ先として保護者の意向で少人数保育を選択できるのではないかと述べられました。この保育内容は専門的な視点や先進的な事例を基に考えられているのか、それとも現場の保育士の意見なのか?
公立保育園の園長の意見を基にしたもの。
育成保育における子どもの発達保障を考えた上での提案であるのか
それぞれの個性に対応する少人数保育と統合保育による集団的な育ちの両面から児童の発達を支援していくことを考えて提案したもの。