【2026年5月時点】草加市の保育園「保留児童」の現状|入所できない子どもたちは今どうなっているのか

草加市

※この記事を読むのに必要な時間は約4分47秒です。

草加市では毎年、保育園の入所申込みが行われています。

しかしその一方で、

「申し込んだけれど入れなかった」

というご家庭も少なくありません。

今回は、草加市が公表している

「令和8年5月 保留児童数」

の資料をもとに、現在の状況を整理してみたいと思います。


■ 「待機児童」と「保留児童」は違います

まず重要なのが、

「待機児童」と「保留児童」は同じではない

という点です。

待機児童

国の定義に基づく人数

保留児童

申し込みをしたが入所できなかった児童

つまり、

実際には入園できていない子どもがいても、

「待機児童ゼロ」

となるケースがあります。

そのため、現実を把握するには、

👉 保留児童数

を見ることが重要になります。


■ 草加市の保留児童数は?

令和8年5月時点での保留児童数は、

合計365人

となっています。


■ 年齢別の保留児童数

0歳児

59人

1歳児

198人

2歳児

61人

3歳児

33人

4歳児

9人

5歳児

5人


■ 特に多いのは「1歳児」

数字を見ると、

👉 1歳児が198人

と突出して多いことが分かります。

これは全国的にも同じ傾向があります。

理由としては、

  • 育休明け
  • 職場復帰
  • 0歳では預けず1歳から希望

などが重なるためです。


■ 「0歳児より1歳児が厳しい」

保育園問題では、

「1歳児の壁」

という言葉があります。

実際に、

0歳児クラスよりも、
1歳児クラスの方が入りづらい

ケースは非常に多くあります。

これは、

0歳児から在園している子どもが持ち上がるため、

1歳児の新規募集枠が少なくなる

ことが理由の一つです。


■ 保留児童が多いと何が起きるのか

保育園に入れないことは、

単に「不便」

という話ではありません。

例えば、

  • 職場復帰できない
  • 働き方変更
  • 収入減少
  • キャリアへの影響
  • 精神的負担

など、生活全体に大きな影響があります。

特に共働き世帯では、深刻な問題です。


■ 草加市は保育需要が高い地域

草加市は、

  • 子育て世帯が多い
  • 東京通勤圏
  • マンション開発
  • 人口規模が大きい

という特徴があります。

そのため、保育需要が非常に高い地域です。

特に、

  • 草加駅周辺
  • 獨協大学前駅周辺
  • 谷塚駅周辺

などでは、希望が集中しやすい傾向があります。


■ 一方で保育士不足も課題

保育園整備だけでなく、

👉 保育士確保

も大きな課題です。

施設があっても、

  • 保育士不足
  • 人材確保困難

によって、定員を増やせないケースもあります。

これは全国的な課題でもあります。


■ 「数字の先」にあるもの

保留児童数は、単なる数字ではありません。

その一人ひとりに、

  • 家庭の事情
  • 仕事
  • 子育て
  • 将来設計

があります。

だからこそ、

「待機児童ゼロだから大丈夫」

ではなく、

👉 実際に入れなかった家庭がどれだけあるのか

を見ていく必要があります。


■ 今後必要な視点

今後は、

  • 保育定員拡大
  • 保育士確保
  • 地域バランス
  • 小規模保育
  • 一時保育
  • 病児保育

など、多面的な対応が必要になります。

また、

「働きながら子育てできる環境」

をどう整えるかは、地域全体の課題でもあります。


■ 最後に

子育て世帯にとって、

「安心して預けられる環境」

は非常に重要です。

そしてそれは、

  • 子どもの成長
  • 保護者の生活
  • 地域社会

すべてに関わる問題です。

今後も現場の声を聞きながら、保育環境について考えていきたいと思います。



参考URL

草加市 保留児童数(令和8年5月)
草加市公式PDF

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