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こんにちは。草加市議会議員の斉藤雄二です。
前回のブログでは、28歳でビジネスマンとしてのキャリアを手放し、初めて市議会議員選挙に挑戦した経緯をお伝えしました。
今回は、その選挙で起きた、今でも忘れられない出来事について振り返ります。
実は私、くじ引きで市議会議員になったんです。
何も分からないまま始まった選挙活動
2006年、初めての選挙。
当時の私は選挙のことなど何も分からず、選挙事務所の方々の指示に従いながら活動していました。
県道沿いに選挙事務所を構え、地域へのご挨拶回りや朝の駅頭活動を重ねる毎日。
まずは顔と名前を覚えていただくことから始めました。
当時は政党に所属していたため、政党の支援者の方々にも支えていただきました。
そうして迎えた投票日。
まさか、あんな結末になるとは思ってもいませんでした。
当落は翌日のくじ引きで決まることに
開票結果を待っていた私は、選挙事務所にいました。
すると、新聞記者の方から連絡が入りました。
最後の当選枠で、私ともう一人の候補者の得票数が同じになったというのです。
そして、翌日にくじ引きで当落が決まるとのこと。
その後、選挙管理委員会からも正式な連絡がありました。
選挙で同じ票数になること自体、めったにないことです。
それが自分の初めての選挙で起きるとは、思いもしませんでした。
「1」なら当選、「2」なら落選
翌日、くじ引きは私自身が行いました。
まずは、くじを引く順番を決めるためのくじ引き。
そして、当落を決める2回目のくじ引きです。
「1」を引けば当選。「2」を引けば落選。
ところが、先にくじを引いた相手候補の方が「2」を引きました。
その時点で、私の当選が決まりました。
私は残された「1」の当選くじを引くことになったのです。
20年間の議員生活の始まりは、そんな思いがけない形でした。
何よりも、ほっとしました
当選が決まった瞬間は、うれしいという気持ちもありましたが、それ以上に「よかった、ほっとした」という思いでした。
そして、私に投票してくださった方々のことが頭に浮かびました。
せっかく一票を託してくださったのに、くじ引きで落選することになっていたら。
そう考えると、皆さんの思いを無駄にせずに済んだことに、心から安堵しました。
あれから20年。
先日も地域を回っていると、「あの初当選、くじ引きだったのよね」と声をかけていただきました。
20年前のことを今でも覚えていてくださる方がいることに、驚くと同時に懐かしい気持ちになりました。
私の議員生活は、たった一枚のくじによって始まりました。
ただ、議員になってからの20年間は、くじではなく、自分自身の判断と行動の積み重ねです。
次回は、市議会議員になって初めて知った仕事の実際について、お伝えしたいと思います。

