なぜ私は政治の道を選ぶことになったのか

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突然の訪問

インターネット通販の会社で働いていた頃のことです。

仕事は順調でした。
売上も伸び、会社からの評価もいただいていました。

このまま会社員として働き続け、もっと上を目指していく。
当時の私は、自然とそんな未来を思い描いていました。

そんなある日、地元の市議会議員の方が家に来るようになりました。

「お話がしたい」

それが最初でした。

ただ、その頃の私は、毎日仕事に追われていました。
終電で帰るのが当たり前の生活です。
土日も疲れ切っていて、正直、人に会う余裕などありませんでした。

そのため、母には何度か
「断っておいてほしい」
と伝えていました。

毎週続く訪問


ところが、その方の訪問は一度では終わりませんでした。

土日になると来る。
また次の土日にも来る。
それが毎週のように続きました。

最初は「そのうち来なくなるだろう」と思っていました。
ですが、まったくそんな気配はありませんでした。

仕事で疲れ切って帰る毎日。
ようやく休めるはずの土日にも訪問がある。

さすがに私は思いました。

「これは、一度会わないと終わらないな」

そうして、時間を作ってお会いすることにしました。

告げられた、まさかの一言


そして、実際に会って言われたのが、この言葉でした。

「秋の市議会議員選挙に出てほしい」

正直、何を言われているのか一瞬わかりませんでした。

あまりにも突然でした。
そのときの私には、政治家になるという選択肢はまったくなかったからです。

むしろ、その頃の私は、会社員としてこれから先の道を考えていました。

ちょうどその時期、会社では
「課長に昇格」
という話もいただいていました。

仕事は順調。
評価もされている。
これからさらに責任のある立場になっていく。

そんなタイミングで、突然
「選挙に出てほしい」
と言われたのです。

もちろん、その場では丁重にお断りしました。

それでも終わらなかった

しかし、断ったからといって終わりませんでした。

その後も、毎週のように
「出てほしい」
と言われ続けました。

平日は朝から晩まで仕事。
土日は選挙に出てほしいという話。

今振り返れば、気持ちの面でも体力の面でも、かなり追い込まれていたのだと思います。

最初は、まったく考えられない話でした。
ですが、何度も何度も同じ話を受けるうちに、少しずつ気持ちが揺れていったのかもしれません。

そして、あるとき、ふと思いました。

「出ると言わない限り、これは終わらないんだな」

それは前向きで強い決意というより、半ば覚悟のようなものだった気がします。

人生を変えた決断


こうして私は、市議会議員選挙への挑戦を決意しました。

今振り返っても、とても不思議な決断だったと思います。

それまで一度も考えたことのなかった道に、ある日突然、進むことになったのです。

もちろん、その時点では、その決断が自分の人生を大きく変えることになるとは思っていませんでした。

ただ、あのとき確かに、人生の流れが大きく変わり始めたのだと思います。

次回予告


こうして私は、政治の世界へと一歩を踏み出すことになりました。

では、なぜ私に声がかかったのか。
なぜ政治とは無縁だった私が、選挙に出る話を持ちかけられたのか。

次回は、その理由について書きたいと思います。

草加市議会議員
斉藤雄二

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