5/21-22 広報広聴委員会 行政視察レポート

議会報告

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5/21-22 広報広聴委員会で行政視察をおこないました。わたくし斉藤ゆうじが提出したレポートは以下の通りです。

視察レポート

斉藤雄二

白山市議会「議会報告会・意見交換会」視察報告 

白山市議会が実施している「議会報告会・意見交換会」について視察を行った。

白山市議会では、議会基本条例において、「市民に分かりやすい開かれた議会の実現」と「市民の多様な意見を的確に把握し、市政に反映させること」を掲げ、平成25年から議会報告会・意見交換会を実施している。

特に参考となったのは、議員が地域に出向き、地区や町内会、各種団体の行事などに合わせて開催できる仕組みである。市民が議会へ足を運ぶのを待つのではなく、議会側が市民の身近な場所へ出向くことで、参加に伴う心理的・時間的な負担を軽減し、より多くの市民の声を聴く機会をつくっている。

また、議会活動の報告にとどまらず、市政の課題をテーマにした意見交換を重視している点も特徴的である。高校生や大学生、PTA、地域団体など、幅広い世代や立場の市民と対話を行うことで、普段は議会に届きにくい意見や課題を把握する機会となっている。

さらに重要であると感じたのは、寄せられた意見を聴いて終わりにしない仕組みである。会場で出された意見や質疑応答の内容を公開するだけでなく、課題について常任委員会で協議した内容についても公表している。市民にとって、自分たちの意見が議会でどのように受け止められ、議論されたのかを確認できることは、議会への信頼を高め、継続的な市民参加につなげる上で大きな意義がある。

草加市議会においても、広聴機能をさらに充実させるため、地域や各種団体からの申込みに応じて議員が出向く「出前型」の意見交換会を検討すべきである。特に、子育て世代、若者、障がい者団体、事業者など、日頃、議会に直接意見を届ける機会が限られている方々を対象に、テーマを設定した対話の場を設けることは有効である。

あわせて、寄せられた意見を所管する委員会で整理・協議し、その結果や対応状況を市民に返す仕組みを整えることも重要である。

議会広報を、単に情報を「伝える」機能にとどめるのではなく、市民の声を「聴き」、議会で「議論し」、その結果を市民に「返す」機能へと発展させていく上で、白山市議会の取組は大いに参考となるものであった。

今後、草加市議会においても、市民との対話を議会活動や政策提言につなげる仕組みづくりを進めていく必要がある。

白山市まとめ

今回、白山市議会の「議会報告会・意見交換会」及び長野市議会の「議員と話そうカフェトーク」について視察を行った。両市議会の取組は、対象や実施方法に違いはあるものの、市民の声を積極的に聴き、議会をより身近で開かれたものにしていくという点で共通している。

白山市議会の取組は、地区や町内会、各種団体の行事などに合わせ、議員が地域へ出向いて意見交換を行う点に特徴がある。市民が議会へ足を運ぶのを待つのではなく、議会が市民の生活の場に出向くことで、参加の負担を軽減し、幅広い市民の声を聴く機会を広げている。また、寄せられた意見や質疑応答の内容を公表するとともに、課題について常任委員会で協議した内容も明らかにしており、市民の意見を聴いて終わりにしない仕組みが整えられている。

長野市議会「議員と話そうカフェトーク」視察報告

長野市議会が実施している「議員と話そうカフェトーク」について視察を行った。

この取組は、若い世代の多様な意見を聴くとともに、議会や議員を身近に感じてもらうことを目的に、長野市議会広報広聴委員会が実施しているものである。議員が高校や大学などへ出向き、生徒や学生と直接対話を行う点に大きな特徴がある。

特に参考となったのは、少人数で意見を交わすワールドカフェ方式を取り入れ、若者が自由に発言しやすい雰囲気をつくっている点である。議員が一方的に説明するのではなく、生徒や学生が日頃感じている課題や将来への思いを率直に語り、議員がそれを受け止める場となっている。意見交換では、公共交通、若者が過ごせる場所、将来も住み続けたいと思えるまちづくり、子どもの権利や校則、地域の魅力発信など、若者の生活や将来に関わる身近なテーマが取り上げられていた。

若い世代は、議会や行政に対して意見を伝える機会が限られていることも少なくない。そのため、議員が学校などへ出向き、身近なテーマを通じて対話する取組は、若者の声を議会活動に生かすだけでなく、地域や政治への関心を高め、将来の市民参加につなげる上でも意義のあるものと感じた。

草加市議会においても、市内の高校や大学、若者団体などを対象に、議員が出向く対話型の意見交換会を検討すべきである。例えば、通学路や駅周辺の安全、若者の居場所、公共交通、将来も住み続けたいと思えるまちづくりなど、若者にとって身近なテーマを設定することで、参加しやすく、率直な意見を伝えやすい場を設けることができる。

また、意見交換で出された声を聴くだけで終わらせず、所管する委員会で整理・検討し、その結果や対応状況を参加者や市民に返していく仕組みを整えることも重要である。

市民の声を「聴き」、議会で「議論し」、その結果を市民に「返す」広聴機能を充実させる上で、長野市議会の取組は、草加市議会にとって大いに参考となるものであった。

今後、草加市議会においても、若い世代をはじめとする多様な市民との対話を、議会活動や政策提言につなげる仕組みづくりを進めていく必要がある。

長野市まとめ

長野市議会の「議員と話そうカフェトーク」は、高校生や大学生などの若い世代を主な対象とし、議員が学校等へ出向いて直接対話を行う取組である。少人数で自由に意見を交わすワールドカフェ方式を取り入れることで、若者が緊張せずに発言しやすい場をつくっている。公共交通、若者の居場所、将来も住み続けたいと思えるまちづくりなど、若者にとって身近な課題をテーマに対話することは、議会に届きにくい声を把握するだけでなく、政治や地域への関心を高め、将来の市民参加につなげる上でも意義深い取組である。

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