※この記事を読むのに必要な時間は約3分28秒です。
有給消化と同時に始まった政治活動
前回の記事で書いたとおり、会社を退職することを決め、有給休暇の消化が始まりました。
そしてそのタイミングで、政治活動もスタートしました。
これまで会社員として働いていた自分が、今度は政治の世界に足を踏み入れる。
環境は大きく変わりました。
会社員としての毎日にも大変さはありましたが、政治活動にはそれまでとはまったく違う緊張がありました。
初めて駅に立った日
最初に行ったのは、朝の駅でのご挨拶活動でした。
いわゆる「駅立ち」です。
前回の記事でも触れましたが、初めて駅に立ったとき、足が震えました。
これまで通勤で使っていた駅に、今度は自分が立つ側になる。
同じ場所なのに、まったく違う景色に見えました。
何を話せばいいのか。
どう声をかければいいのか。
すべてが手探りでした。
駅に立てば、自然に声が出るわけではありません。
自分で選んだ道のはずなのに、その場に立つだけで精一杯だったのを覚えています。
地域へのご挨拶
駅での活動と並行して、地域へのご挨拶活動も始めました。
いわゆる、各家庭を訪問してご挨拶する活動です。
しかし、これも簡単ではありませんでした。
すべてが**「はじめまして」**です。
インターホンを押す指が震え、声も震えました。
何を話せばいいのか分からない。
どんな反応が返ってくるのかも分からない。
そんな状態で、とにかく一軒一軒まわっていきました。
今振り返っても、よくやっていたなと思います。
それくらい、最初の頃は毎回緊張していました。
支えてくれた人たち
今回は政党の公認をいただいていたこともあり、地域の党員の方々がサポートしてくださいました。
ただ、その方々とも、ほとんどが**「はじめまして」**でした。
知り合いがいる状態で始まったわけではありません。
人とのつながりもない、まさにゼロからのスタートでした。
それでも、皆さんに支えていただきながら、少しずつ活動を続けていきました。
初めてのことばかりで不安もありましたが、支えてくださる方がいることは、本当にありがたかったです。
毎日が限界だった
政治活動を始めて感じたのは、想像以上に体力を使うということでした。
人に会う。
話す。
気を遣う。
それが一日中続きます。
見た目には地味な活動かもしれません。
ですが、実際にやってみると、心も体もかなり消耗しました。
毎日、活動が終わるころには、ぐったりと疲れていました。
知らない人と会い続けること。
初対面の方に頭を下げ続けること。
それは、思っていた以上にエネルギーのいることでした。
一歩踏み出すということ
それでも、少しずつ慣れていきました。
最初は震えていた声も、少しずつ出るようになりました。
最初は重かった足も、少しずつ前に出るようになりました。
最初の一歩は、本当に大変でした。
ただ、その一歩を踏み出さなければ、何も始まらなかったのだと思います。
今振り返ると、あの頃の経験があったからこそ、人前に立つことや、初対面の人に自分の思いを伝えることの土台ができたのかもしれません。
次回予告
こうして政治活動を続ける中で、いよいよ選挙本番を迎えることになります。
そこには、それまでとはまったく違う、さらに厳しい現実が待っていました。
次回は、初めての選挙本番の話を書きたいと思います。
草加市議会議員
斉藤雄二

