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昨日に続いて、自己紹介の続きをお話しします。
今日は、どんな家庭環境で育ったのかをご紹介します。
私の父は、小さな町工場を営んでいました。 母はその手伝いをしていて、従業員は数名、多いときで10人ほど。理化学試験機の設計や製造を請け負う下請けの仕事です。
父は中学校卒業でしたが、依頼元が求めるデータを正確に取れるよう、自分で回路を設計し、電気部品を組み立てて試験機を作っていました。 小学生の頃、父が約20万円で作った装置が、納品先では120万円で販売されていることを知り、どれほど父の仕事が買い叩かれていたかを知りました。
バブルの頃は、毎日のように夜中の2時、3時まで働き続けていました。そんな父の姿を見ながら、働くことの厳しさと誠実さを学びました。
