「議員だけ例外」でいいのか。私が感じた違和感

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議会の中で感じた違和感

議員として活動する中で、

「これは市民感覚と少しズレているのではないか」

そう感じることがありました。

大きな政策の話ではありません。
むしろ、日常の小さな場面です。

けれど、そういう小さな場面にこそ、その世界の感覚が表れるのではないか。
私はそう思っています。

議員控室で見た光景

議員控室には、お湯が用意されています。

コーヒーやお茶は、自分で入れます。

ただ、そこで気になったことがありました。

議員が使ったカップや湯飲みを、自分で片づけていなかったのです。

夕方になると、議会事務局の職員の方が来て、洗い物をしていました。

「自分のものは自分で」

その姿を見たとき、私は違和感を覚えました。

自分で使ったものくらい、自分で片づけるべきではないか。
そう思いました。

そのため私は、自分の使ったカップや湯飲みは、自分で洗うようにしました。

小さなことかもしれない

もしかすると、小さなことかもしれません。

ですが私は、こういう部分にこそ、その人の感覚が出ると思っています。

議員という立場になると、周囲がいろいろやってくれる場面があります。

だからこそ、特権意識を持たないことが大切だと思いました。

気づかないうちに、
「やってもらって当たり前」
という感覚になってしまう。

それが怖いのだと思います。

「議員だけ例外」

もう一つ、驚いたことがあります。

私の議員控室ではありませんでしたが、別の議員控室では喫煙が行われていました。

当時、庁舎内は喫煙所以外禁煙でした。

しかし、

「議員控室は例外」

という扱いになっていました。

私は、そのことにも強い違和感を覚えました。

市民からどう見えるのか

もちろん、時代背景もあったと思います。

ただ私は、

「これを市民の方が見たら、どう感じるだろうか」

と考えました。

議員だけが例外。
議員だけが特別扱いされる。

その積み重ねが、政治への不信感につながってしまうこともあるのではないか。
そう感じました。

政治の世界の中では当たり前になってしまっていることでも、市民の感覚から見れば不自然に映ることがあります。

だからこそ、議員は常にその視点を持たなければならないのだと思います。

特別ではなく普通であること

議員は、市民の代表です。

だからこそ、「特別扱いされる存在」ではなく、できるだけ普通の感覚を持ち続けることが大切なのだと思います。

議員になったから偉いわけではありません。
むしろ、市民の感覚から離れないよう、自分自身を律していく必要があるのだと思います。

私自身も、慣れの中で感覚がズレてしまわないよう、気をつけていきたいと思っています。

次回予告

議員として活動を続ける中で、私は「議会で質問すること」の重みも感じるようになりました。

質問一つで、行政が大きく動くこともあります。

次回は、初めて「議会質問の重さ」を実感した話を書きたいと思います。

草加市議会議員
斉藤雄二

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