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退職の意思を伝えた日
市議会議員選挙への挑戦を決め、私は会社を辞めることを決意しました。
仕事は順調でした。
売上も伸び、会社からの評価もいただいていました。
ちょうどその頃、課長への昇格の話もいただいていました。
そんな中での退職の決断でした。
正直、会社に対して申し訳ない気持ちはありました。
それでも、自分で決めた道でした。
迷いがなかったわけではありません。
それでも最後は、自分が選んだ道を進もうと思いました。
直属の上司であるTさんに、退職の意思を伝えることにしました。
上司の反応
Tさんは部長であり、会社の役員でもありました。
私のことを評価してくださっていた方でもあります。
だからこそ、退職の意思を伝えるのは、とても心苦しいものでした。
それでも、率直にお伝えしました。
するとTさんは、
「えっ!!!斉藤くん、辞めちゃうの??」
「辞めちゃうんだ……そうか、辞めちゃうんだ……」
と、言葉を失ったような反応でした。
その様子を見て、私は改めて申し訳ない気持ちになりました。
自分では覚悟を決めて伝えたつもりでしたが、実際にその反応を目の前にすると、胸にくるものがありました。
翌日、起きたこと
退職の意思をお伝えした翌日。
Tさんは会社に来ていませんでした。
最初は、
「体調が悪いのかな」
そのくらいに思っていました。
しかし、翌日も。
その翌日も。
Tさんは会社に来ませんでした。
さすがに、何かあったのではないか。
そんな空気を感じ始めていました。
まさかの出来事
そして後から知ることになります。
なんとTさんは、
私よりも先に退職していたのです。
正直、驚きました。
まったく想像していなかった出来事でした。
そして同時に、何とも言えない複雑な気持ちになりました。
Tさんは、会社全体の売上の責任者でもありました。
その中で、売上の柱の一つを担っていた私が辞めることが、少なからずショックだったのではないか。
今振り返ると、そう感じています。
当時、会社は上場を目指していて、やるべき課題も山積していました。
Tさんはとても仕事のできる方だったので、会社の未来のことまで案じておられたのかもしれません。
もちろん、本当の理由を私がすべて知っているわけではありません。
それでも、この出来事は今でも忘れられない出来事として残っています。
人生の転機
こうして私は、会社を辞めることになりました。
仕事は順調でした。
評価もいただいていました。
それでも私は、まったく違う道へ進むことを選びました。
あのときは、ただ目の前の決断に向き合うことで精一杯でした。
この決断が、自分の人生を大きく変えることになるとは、当時はまだ想像していませんでした。
ですが今振り返ると、あの退職は、間違いなく人生の大きな転機だったのだと思います。
次回予告
会社を辞め、いよいよ本格的に選挙に向けて動き出すことになります。
何もない状態からのスタートでした。
知名度も、支援者も、何もありませんでした。
その中で、私は初めての選挙活動に向き合うことになります。
次回は、初めての選挙活動の実態について書きたいと思います。
草加市議会議員
斉藤雄二

