IT業界から政治の世界へ。私が歩んできた道

草加市

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こんにちは。草加市議会議員の斉藤雄二です。

前回は、2006年の市議会議員選挙で、くじ引きによって初当選したお話をしました。

今回は少し時間をさかのぼり、政治家になる前の仕事について振り返ってみたいと思います。

始まりは、インターネット通販のアルバイト

私がインターネット通販の仕事を始めたきっかけは、アルバイト探しでした。

求人を見ていると、インターネット通販の会社があり、「面白そうだな」と思って応募しました。

入社してすぐに商品部に配属され、仕入れ担当者が仕入れた商品を通販サイトに登録する仕事を任されました。

商品の価格や在庫の管理、発注なども担当していました。

当時、仕事を通じて強く感じたのは、世の中の流れを知ることの大切さです。

「なぜ、この商品は売れるのだろう?」

「なぜ、こちらの商品は売れないのだろう?」

そんな疑問を持ちながら、自分なりに仮説を立て、試行錯誤を繰り返していました。

例えば、軽い筋力トレーニングに使う器具。

価格はそのままでも、ビタミンドリンクを付けることで売れやすくなることがありました。

商品そのものを変えなくても、ちょっとした工夫で売れ方が変わる。

そうした経験を積み重ねるうちに、少しずつ売れるコツが分かるようになりました。

朝7時半から夜11時半まで

仕事は大好きでしたが、働き方はかなり過酷でした。

朝7時半ごろに出社し、夜11時半ごろまで働く毎日。

帰宅するのは、だいたい終電でした。

昼食を食べるのが午後7時ごろになることも珍しくありませんでした。

というのも、取引先と連絡が取れるのは日中です。

その時間に済ませなければ、仕事が翌日に持ち越されてしまいます。

業務量も多く、食事よりも仕事を優先していました。

今振り返ると、決して健全な働き方ではありません。

それでも、売上や利益が伸び、自分の工夫が結果につながることに、大きな面白さを感じていました。

民間企業と議員の仕事は、こんなに違う

その後、28歳で市議会議員になりました。

民間企業と議員の仕事を両方経験して感じるのは、成果の出し方も、評価のされ方も大きく違うということです。

民間企業では、売上や利益という分かりやすい指標があります。

自分の仕事が成果につながれば、評価も上がり、社内での存在価値が高まっていくことを実感できました。

一方、議員の仕事はそう簡単ではありません。

公平性や公正性を考えなければなりませんし、国・県・市の役割分担もあります。

民間企業なら比較的自由に判断できることでも、行政では制度や手続きによって簡単には進められないことがあります。

一つの課題を解決するまでに何年もかかることもあります。

しかも、その過程は市民の皆さんから見えにくい。

「議員は何をしているのか」「働いていないのではないか」と言われることもあります。

自分なりに取り組んでいても、成果が見えにくいことには、もどかしさを感じます。

あの頃の経験は、今も生きています

それでも、ビジネスマン時代に身につけたことは、今の議員活動にも役立っています。

特に、情報を調べる力や、世の中の流れを読み取る力です。

目の前の出来事に対して「なぜ、こうなっているのだろう」と疑問を持ち、調べ、自分なりの仮説を立てる。

これは、通販の仕事でも、市政の課題を考えるときでも変わりません。

また、あの頃の圧倒的な業務量を経験したことで、長時間の活動に対する心理的なハードルも下がったように感じます。

もちろん、当時のような働き方がよかったとは思いません。

ただ、あの経験があったからこそ、今できていることもあります。

アルバイトとして何気なく飛び込んだインターネット通販の世界。

まさか、その経験が20年後の議員活動にもつながっているとは、当時は想像もしていませんでした。

人生、どんな経験が後になって役立つか分からないものですね。

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