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9月定例会で、15歳までだった通院費の上限年齢が、令和6年4月1日より18歳まで引き上げる条例案が全会一致で可決されました。
埼玉県が公表している令和5年度当初、子ども医療費実施状況では、県内63自治体中、18歳まで通院入院費を無料にしている自治体が33自治体です。今回、ようやく草加市も18歳までの通院費無料化がすすめられます。
斉藤雄二
昨年の市議選で公約した18歳までの医療費完全無償化が実現できてよかったです。
埼玉県の子ども医療費無償化負担分の対象年齢が引き上げられることに
埼玉県は、これまで未就学児までの医療費を負担してきました。小学校に入ってからは各自治体負担で運営していましたが、埼玉県周辺の都県では子ども医療費無償化の対象年齢が次々と引き上げられ、関東の都県の中で一番遅れていました。
わたくし斉藤雄二は、令和3年2月定例会で、「子どもの医療費助成制度の拡充を求める意見書」を提出し、全会一致で可決されました。
意見書では、15歳年度末までの県負担を求めていましたが、今回、埼玉県は令和6年度より、通院は小学3年生まで、入院は中学3年生まで引き上げられます。
これにより草加市は、これまで負担していた子ども医療費の予算のうち6,596万9千円の予算が浮き、ほかの子育て関連の予算として利用できます。
引き続き、子育て環境の向上に向けて取り組んでまいります。