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日本共産党所属で、草加市議会議員の大里陽子議員が画像の記事をアップしております。日頃はスルーするところですが、「中傷」との文言があるため反論いたします。
中傷とは「根拠のないことを言いふらして、名誉を傷つけること」とあります。
中傷ではないことをご説明いたします。
私、斉藤雄二が団長を務める市民共同議員団は、日本共産党に所属し離党届を提出した議員で構成されています。
日本共産党を離党した際、セクハラ被害者との訴えの中で被害を受けたとされる議員名は公表しておりませんでしたが、大里陽子議員自ら公表しておりますので、それに沿って、お答え申し上げます。
すでに、公表している内容と重なる部分がございますがご了承ください。
大里陽子議員が掲載している通り、男性議員からのセクハラ行為が訴え出られました。
当時、日本共産党草加市議団長だった佐藤憲和議員と、日本共産党埼玉県委員会で聞き取り調査した結果、判明したことは。
①大里陽子議員と、男性議員の関係は5年間続いていた。男性議員は独身時代から大里陽子議員と関係があった。大里陽子議員は男性議員の結婚式にも参加しているにもかかわらず、結婚後も関係を継続していた。
②男性議員が結婚後も関係を継続した理由として、大里陽子議員は「さみしかった」「情報が欲しかった」と述べており、大里陽子議員自らが誘って飲みに行くこともあった。
③「大里陽子議員からキスを求めてくることがあった」と、男性議員の供述では述べられている。
以上の理由は、
日本共産党埼玉県委員会も聞き取り調査の上、「そのとおりだ」と認めています。
この供述があったうえで、私たちは2点を問題視しました。
①セクハラだったのか
議員団内である私たちの目の前で行われていたことはなく、お互いが連絡を取り合う中で行われていた行為であり、私たち(日本共産党草加市議団)で判断することは困難。日本共産党として判断することも困難です。そのため、大里陽子議員自らが男性市議を訴え、裁判することを求めました。
そのうえで、「判決には100%従う」と何度もの党機関に述べております。
②日本共産党議員としての問題
日本共産党は、党規約五条(一) 市民道徳と社会的道義をまもり、社会にたいする責任をはたす。と明記しており、議員はその先頭に立つものです。お互いが独身時代ならまだしも、大里陽子議員も男性市議の結婚式に参加しており、男性議員の婚姻後や第一子誕生、第二子出産時まで関係を継続していたことは、日本共産党の市議会議員としてふさわしかったのかどうかが問われるべき問題です。
日本共産党は、党規約五条(一) 市民道徳と社会的道義をまもり、社会にたいする責任をはたす。と明記しており、議員はその先頭に立つものです。男性市議婚姻後も、関係を継続していたことは、市議会議員としてふさわしかったのかどうかが問われるべき問題です。
ちなみに日本共産党中央委員会は、党議員2人が当事者の問題は全国初めてだ。全国的に日本共産党議員の不祥事が相次ぐ中、2人の議員は処分できない。「大里陽子議員がセクハラで訴え出ているんだから被害者だ」と初めから「処分は一人」と決めつけた結果が今の状態です。しかも党内問題は党内で処理するのが原則だとして、ろくな調査もせず、草加市民にも、また日本共産党員にも一連の事実を説明もしていないままです。
「大里陽子議員が10月の市議選に立候補するなら離党する」といまもなお残っている日本共産党員の方からもお声が聞こえます。それも一人ではありません。なぜ党内で活動を見守っている方々からそのような声が上がるのか、お考えになられたほうがよろしいかと思います。
なお、一番の問題は「日本共産党の対応に一切の誤りはない」という開き直った党中央委員会です。
有権者や党員に対し、経緯説明や党の対応の問題点、総括など一切なく、10月の市議選に望まれるようです。このようなことを続ければ、過ちは続くのでしょうね。