通学路の安全対策を

草加市

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 2021年6月28日、千葉県八街市で下校中だった児童の列にトラックが突っ込み、5人が死傷する事故が発生しました。埼玉県では5年ごとに策定している埼玉県通学路整備計画を更新し、第5期埼玉県通学路整備計画を発表しました。埼玉県全体では9,087か所の通学路の安全対策が盛り込まれており、対応するのは国や県、警察、草加市となっており、どのようにすすめるのか、草加市に質しました。

 「通学路安全総点検において、児童・生徒の歩く道幅が狭い、車両速度が速い、交差点の見通しが悪いなどの要望があった。対策として、歩行空間を明確にするための外側線やグリーンベルトの設置、車両速度が出やすい箇所における注意喚起の路面標示や看板の設置、また見通しの悪い交差点における道路反射鏡の設置、交差点における歩行者の安全を確保するポール等の設置などの対策を実施する予定。

 国・県それぞれの道路管理者や警察と必要に応じ、現地立ち会いを行い、状況を共有する中で対策案を策定した。交通規制が必要な箇所についても、警察と連携をし、その効果が最大限発揮できるよう安全対策の実施を進める。草加市が対応する箇所数は149か所。

 令和4年から令和8年の5年間で順次整備を進める予定。千葉県八街市のような痛ましい事故を発生させないためにも、可能な限り対策を前倒しし、安心・安全なまちづくりを積極的に進めていく。」と草加市は答弁しました。

5期埼玉県通学路整備計画

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